日本製のレディース革財布の良さや選び方、手入れ・メンテナンス方法を解説！
日本製のレディース革財布は、高品質で長く愛用できる特別なアイテムです。
財布は日々持ち歩くもので使う機会が多く、選ぶ財布によってその人の印象にまで影響を与えることもあるため、大人の女性らしい財布を選びたいものですよね。
この記事では、日本製のレディース革財布の良さや選び方と、手入れの手順・メンテナンス方法について解説します。
日本製にこだわるVIA DOANから、おすすめのレディース革財布もご紹介していますので、参考にしてみてください。
日本製のレディース革財布の良さとは？
まずは、日本製のレディース革財布の良さについて、次の5つの特徴をピックアップしてご紹介します。
- 職人の技術が光る品質の高さ
- 革素材へのこだわり
- 海外ハイブランドと比べて価格がリーズナブル
- 日本的な繊細なデザイン
- 丁寧な製法によって財布の寿命が長い
職人の技術が光る品質の高さ
日本の職人たちが丹精込めて手がける革製品は、品質の高さや美しさで知られています。
日本には、伝統や文化に育まれてきた工芸品が多くあり、その中でも革製品は古くからの技術が培われてきました。
伝統的な技術と美意識が融合した日本製のレディース革財布は、日本ならではの繊細さや上品さを感じさせ、世界中でも高い評価を受けています。
また、日本の製品は一貫して高い品質基準に従って製造されているため、その品質管理の厳格さが製品の信頼性を一層高めていると考えられます。
日本のクラフトマンシップによる品質へのこだわりは、製品の耐久性や安定性にも直結するため、消費者にとって重要なポイントといえるでしょう。
革素材へのこだわり
日本製のレディース革財布は、革素材の選定においてもこだわりが見られます。素材の質の高さは、革製品の見た目・手触り・耐久性など、財布の価値を決定する上で重要な要素です。
高品質な本革に丁寧ななめし加工が施されたレザーを使用した財布は、長期間使用しても美しい風合いが保たれ、長く愛用できるアイテムとなるでしょう。
革の素材メーカーの中には、伝統的ななめし技術に加えて、最新の技術と環境への配慮も行い、独自の素材開発に努めている企業もあります。日本製のレディース革財布は、素材の質においても最高水準を追求しており、その結果として製品の風格が高められているのではないでしょうか。
海外ハイブランドと比べて価格がリーズナブル
日本製のレディース革財布は、コストパフォーマンスの高さも魅力の一つです。品質の高さとデザイン性がありながらも、海外のハイブランドに比べて価格がリーズナブルに抑えられています。
通常、革財布の価格はデザイナーや工房、代理店・店舗といった多くの販売経路に加え、広告費なども加算されるため、その分高価になりやすい傾向があります。
一方で、日本の革工房やレザーブランドが、デザインから製造・販売まで一貫して行っている場合、高品質な製品を手ごろな価格で購入できます。
日本的な繊細なデザイン
日本の文化や美意識が反映された繊細なデザインも、日本製のレディース革財布の大きな魅力といえます。日本人の感性ならではのシンプルで洗練されたデザインは、どのようなシーンや年代にもフィットし、使いやすい財布として活躍します。
所有するだけで日本の美意識が漂い、ファッションアイテムとしての価値も感じられます。
丁寧な製法によって財布の寿命が長い
緻密な縫製や仕上げなど、丁寧な製法と素材へのこだわりによって生みだされる日本製のレディース革財布は、耐久性が高く財布が長持ちします。
特に、本革の財布は「経年変化」と呼ばれる独自の風合いを楽しむことができ、使い込むほどに味わいが増し長く愛用できます。
日本製のレディース革財布は、時を経ても魅力を失わない持続的なアイテムといえるでしょう。
日本製のレディース革財布の選び方
さまざまなブランドの日本製のレディース革財布の中から、より自分にあったお気に入りの一点を選ぶためには、次のポイントを押さえると良いでしょう。
- 価格で選ぶ
- 本革など素材も高品質なものを選ぶ
- 販売元だけでなく、製造元も「メイド・イン・ジャパン」の財布を選ぶ
価格で選ぶ
日本製のレディース革財布は、手頃な価格のものから高級品まで幅広いラインナップがあります。
女性が選ぶ財布の平均価格は、一般的には2万～5万円ほどといわれています。海外のハイブランドの財布では5万円以上の商品も多いですが、日本製の革財布は上質な素材でも3万円前後で入手可能なものもあるため、購入しやすいでしょう。
自分の予算にあわせつつ、品質とデザインのバランスを見極めて選ぶことが、満足度を高めるポイントです。
本革など素材も高品質なものを選ぶ
レディース革財布の素材は、使い心地や耐久性に影響を与える重要な要素です。日本製の優れた製法で作られたとしても、革素材の品質が低いと、外見や耐久性が損なわれてしまいます。
日本製のレディース革財布を選ぶ際には、革の種類やなめしの仕方、染色の具合などに注目すると良いでしょう。
合成皮革のように安価な製品もありますが、望ましいのは本革のような高品質なアイテムを選ぶことです。本革の財布は使い込むほどに風合いが増し、贅沢な使い心地を味わうことができます。
販売元だけでなく、製造元も「メイド・イン・ジャパン」の財布を選ぶ
日本製のレディース革財布を選ぶ際には、販売元だけでなく製造元も確認することが重要です。これは、商品が日本のブランドであるからといって、必ずしも製造国が日本であるとは限らないためです。
製造元が「メイド・イン・ジャパン」である場合、厳格な品質基準を満たした製品である可能性が高まります。
選ぶ際には、製造元の情報や背景にも注目し、製品に込められたブランドの心意気やこだわりを感じながら、理想の日本製レディース革財布を見つけてみてくださいね。
なお、VIA DOANの商品はすべて「メイド・イン・ジャパン」でお作りしています。日本製へのこだわりについては、こちらのブランドページもあわせてご覧ください。
ABOUT VIA DOAN – VIA DOAN（ヴィア ドアン）
日本製のレディース革財布の手入れ・メンテナンス方法
商品画像：Hake(ハケ) L字ファスナー短財布
財布の美しさや耐久性を保つためには、定期的な手入れとメンテナンスが欠かせません。
ここでは、日本製のレディース革財布を長く愛用するための、基本の手入れの手順とメンテナンス方法をご紹介します。
- ブラッシングや乾拭きでほこりを除去する
- 革用のオイルまたはクリームを塗り込む
- 直射日光を避け、オイルやクリームをなじませる
- 再度乾拭きを行う
ただし、製品ごとに取り扱いの注意点が異なる場合があるため、手入れの際には、商品に同梱されている取扱説明書を確認した上で実施しましょう。
1. ブラッシングや乾拭きでほこりを除去する
革財布の手入れを始める際には、まずほこりや汚れを丁寧に取り除くことが大切です。馬毛ブラシや豚毛ブラシを使用し、革の表面や毛穴に入り込んだ汚れやほこりを除去しましょう
汚れやほこりが残ったままケアを行うと、局所的な汚れが目立つおそれや、効果的なケアが難しくなる可能性があり、劣化の原因となります。
革財布専用のブラシが無い場合は、乾いた柔らかい布を使用し、革の表面に付着したほこりを優しく払い落とすと良いでしょう。
特に、財布の折り曲がった部分は埃がたまりやすいため、注意深くブラッシングすることがポイントです。
2. 革用のオイルまたはクリームを塗り込む
本革は天然素材であり、適度な潤いが必要です。革の内部に含まれる油分は経年変化によって減少し、油分が不足すると乾燥が進み、ひび割れなどが生じる可能性があります。
革専用のオイルやクリームを使用し、はじめに目立たない部分でシミにならないかをテストした上で、財布全体に均等に塗り込みます。これにより革が柔らかくなり、乾燥からくるひび割れや硬化を防ぎやすくなります。
革用のオイルまたはクリームを塗布する際には、柔らかい布を使用することで塗りムラを防ぐことができます。革の一部分に染み込まないように、素早く塗りこむことが美しい仕上がりにするためのコツです。
特に、財布の端部分である「コバ」は乾燥しやすいため、しっかりとケアすることが大切です。
この時、使用するオイルやクリームは革の種類に応じて選ぶ必要があります。製品に同梱されているケア方法を参考に、適したケア用品を使用しましょう。
3. 直射日光を避け、オイルやクリームをなじませる
オイルやクリームを財布の表面に塗布したら、良好な通気性のある日陰で天日乾燥させましょう。
財布の革に塗り込んだオイルやクリームが十分に浸透するようにするためには、直射日光を避けながら時間をかけてなじませることがポイントです。
直射日光は革を硬化させ、色褪せの原因となるため、陰干しする必要があります。また、ドライヤーなどを使用すると、ひび割れが起きやすくなるため注意してください。
乾燥時間は30分から1時間程度が目安ですが、使用するオイルやクリームの種類や、季節ごとの気温や湿度によっても異なるため、ケア用品の説明書きに沿って行いましょう。
4. 再度乾拭きを行う
オイルやクリームがなじんだ後に、再度乾拭きを行います。柔らかい布で余分なオイルやクリームを拭き取ることで、表面にツヤが生まれます。
目が粗い布やティッシュなどは、財布を傷つける可能性があるため、使用を避けることをおすすめします。また、柔らかな素材から作られたポリッシングクロスを使用する場合は、革専用のものを選ぶことで表面に傷をつけずに仕上げられます。
この段階でクリームが不足していると感じる場合やカサつきが気になる場合は、追加でオイルやクリームを塗布しても良いでしょう。
日本製にこだわるVIA DOANからレディース革財布を紹介
創業から50年以上続くVIA DOANは、日本製の丁寧な手仕事にこだわるブランドです。徹底したこだわりのため、大量生産は難しいですが、その代わりに上質な商品を提供しています。
ここでは、使い込むほどに愛着が湧く、日本製のレディース革財布を3種類ご紹介します。
- ZILDA（ジルダ）
- BRAN PYTHON（ブランパイソン）
- HAKE（ハケ）
上品でしなやかなソフトキップレザー - ZILDA（ジルダ）
商品画像：ZILDA（ジルダ）
ZILDA（ジルダ）は、日本製の上品でしなやかなソフトキップレザーを使用した財布です。VIA DOANでも20年以上続く定番シリーズとなっています。
キップレザーとは、子牛と成牛の中間の年齢の牛から採取される革で、生後6カ月～2年未満の期間に産まれた牛の革を指します。ソフトキップと呼ばれる仔牛革は、触り心地が柔らかく、素肌に触れるような感触があります。また、キズや汚れ、雨にも強く、優れた耐久性をもつ素材です。
ZILDAは肉厚で軽く、しなやかでありながら強度が高く、使うほどに手に馴染む柔らかさが特徴的です。
シックな大人のブラックカラーときめ細やかなシボ感が、優しさと上品さを表現し、ビジネスからフォーマルまで幅広くご使用いただけます。
【素材】
ボディ：牛革（日本製）
裏地：コットン
商品ページ：Zilda（ジルダ）- Box小銭入れ付きラウンドファスナー短財布
革本来の柄の濃淡をほのかに残した繊細な製法 - BRAN PYTHON（ブランパイソン）
商品画像：BRAN PYTHON（ブランパイソン）
BRAN PYTHON（ブランパイソン）は、日本製のヘビ革にアイボリーと淡いパープルで色づけた、縁起の良い財布シリーズです。
天然のパイソン模様を薄く残し、清楚で優しいホワイトカラーで仕上げているため、真っ白な財布に抵抗がある方でも持ちやすいデザインとなっています。
フェミニンなかぶせタイプの長財布は、メインの財布として幅広く使用可能です。
こちらの商品は日本国内で製造されており、現在生産中です。ご注文確定後、商品が入荷次第、1カ月～2カ月以内に発送いたします。ご興味のある方は、ぜひ予約注文をご検討ください。
【素材】
ボディ：ヘビ革・ダイヤモンドパイソン（日本製）
付属：牛革（日本製）
裏地：ポリエステル（鹿革似のスエード生地）
商品ページ：Bran python（ブランパイソン）- かぶせ型長財布
革職人が描く唯一無二の模様 - HAKE（ハケ）
商品画像：HAKE（ハケ）
HAKE（ハケ）は、職人が手作業で描く唯一無二の模様が特徴的な、日本製のレディース革財布です。手触りの良い日本製の牛革を使用し、手仕事で一つひとつ模様を表現しています。
カラーは、VIA DOANオリジナルの温かみのある配色です。財布ごとに模様が異なるため、世界に一つだけの特別感を味わえます。
L字ファスナーには「METALLION® 裏使いスプリットタイプ」を使用し、上品な輝きを演出しています。ファスナーの開閉は滑らかで気持ちよく、使いやすさも抜群です。
【素材】
ボディ：牛革（日本製）
裏地：コットン
商品ページ：HAKE（ハケ）- L字ファスナー長財布
まとめ
日本製のレディース革財布の魅力は、素材の品質の高さや丁寧な製法により、美しさと耐久性に優れていることです。革本来の質感と風合いは、触れるたびに深みと温かさを感じられ、適切なケアを行い大切に扱うことで長期間愛用できます。
日本製のレディース革財布を選ぶ際には、ブランドの歴史や特徴を知りつつ、自分の好みに合ったアイテムを選ぶことがおすすめです。
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